髪の毛の量が多くてまとまりにくい、朝のスタイリングが大変など髪の量が多いことに悩みを持っている方もいるのではないでしょうか?
髪の毛の多い人に特有の特徴や原因、気をつける習慣について詳しく解説します。
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毛量が多い原因は?
元々髪の本数が多い人もいれば、本数が少なくても1本1本が太く密度が濃い女性もいますよね。太くて丈夫な髪質の女性は、コシが強く根元から立ち上がるようなふさふさとした印象があります。
他の人よりキューティクルの層が厚い剛毛や硬毛の人も、髪の毛が多い印象になります。
日本人特有で人種によるもの
人の頭皮には約4万個の毛穴があり、毛髪は1つの毛穴から2〜3本生えています。その密度は平均すると1㎠あたり約150本。
髪全体だと10万本生えており、髪の量が多い人は13~14万本、少ない方は6~7万本と言われています。また、日本人の髪の毛の太さや形状、量の多さに関係しています。
東洋人の毛髪断面は円形なのに対し、欧米人は楕円形です。
そのため日本人の髪の毛は、シャフトが細く直径が太いので、一般的に髪の毛の量が多く、太くハリコシのある髪質の特徴がみられます。
女性ホルモンの分泌が多い
女性ホルモンであるエストロゲンにはコラーゲンの合成を促進し、髪の毛の成長を促す役割があります。女性ホルモンの分泌量が多いほど、髪の毛が多くなります。
エストロゲンの分泌量は20代でピークを迎え、45〜55歳の閉経を迎える更年期になると急激に減少します。そのため、更年期を迎えた女性が、抜け毛や薄毛に悩むのも、エストロゲンの減少が原因のひとつであると考えられています。
頭皮の血行が良い
頭皮の血行が良好だと、髪の毛の量が増えることがあります。
頭皮の血行が良いと、髪の毛に必要な栄養素や酸素がしっかり届きます。これにより、髪の毛が健康に育ちやすくなり、ハリコシといったボリュームが増します。
そのため血流が悪いと、栄養が不足し、髪の毛が細くなったり、成長が遅れたりする可能性があるのです。
頭皮マッサージや適度な運動を取り入れることで血行が改善され、髪の毛が豊かに育つことがあります。健康的な髪を維持するためには、血行を促進する習慣を取り入れることが大切です。
毛量の多い人が気をつけるべき習慣
髪の毛が多い女性は、その髪の毛の量に対して適切なケアを行うことが重要です。
特に髪の毛が多い場合、ダメージによる乾燥やお手入れ不足が原因で髪がパサパサになり、まとまりにくくなることがあります。髪の毛が多い人が気をつけるべき習慣を紹介します。
髪の毛が乾ききらないうちに寝てしまう
髪の毛が多いとドライヤーに時間がかかり途中でやめてしまう、長時間髪が濡れた状態でいる、生乾きや乾かさずに寝てしまう人は要注意です。
濡れた髪のまま寝てしまうと、頭皮や髪に雑菌が繁殖し、フケやかゆみ、臭いの原因になります。ひどくなると、ニキビや皮膚炎といった頭皮トラブルにつながるので注意が必要です。
また濡れた髪はとても繊細でダメージを負いやすく、髪の毛同士が枕や寝具に擦れてキューティクルが損傷し、ダメージを引き起こします。
毛量が多いと乾かすのが大変だとは思いますが、
しっかり乾かさないと寝癖がつき朝のスタイリングも大変になります。また髪がまとまらず広がりやすい髪質になるので、髪の毛を綺麗に扱いやすくしたい場合はしっかり乾かすことがとても重要になります。
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シャンプーが髪全体に行き渡っていない
髪の量が多い人は、シャンプーする時になかなか泡が立たなくて困った経験はありませんか?しっかり頭皮が洗えないと、皮脂の過剰分泌でベタついたりふけが出やすくなる、臭いの原因を発生してしまう場合もあります。
シャンプー前は丁寧にブラッシングをして、髪の絡まりやほこりを取り除いてから行いましょう。シャンプーを髪全体に行き渡らせるためには、予洗いがとても大切になります。
予洗いはお湯で髪全体を濡らしながら指の腹を使って2~3分頭皮の汚れを浮かせるようにしっかり流すと7〜8割ほどの汚れを落とすことができます。
シャンプーの泡立ちが良くなるので髪全体に行き渡りやすくなり、洗髪中の摩擦ダメージを予防できるメリットもあります。
シャンプーが頭皮に残っていると同じくベタつき、ふけ、臭いの原因になるので、すすぎ残しにも気をつけましょう。
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コテやヘアアイロンの日常使い
コテやヘアアイロンは髪の毛に熱を加えるため、髪へのダメージが最も影響される習慣です。日常的に使っている人は、キューティクルが剥がれたり、損傷したりする原因になり、いくら保湿しても元の状態に戻らなくなってしまいます。
温度が高すぎるとタンパク変性が起こり、髪の毛が硬くなり、ごわつき、広がりなどのお悩みにも繋がります。
アイロンをお休みする日を作ったり、熱ダメージから髪を守るアイテムや保湿性の高いトリートメントを使ったりして髪の保湿に力を入れましょう。
髪を梳きすぎないようにする
髪の量が多い人は、美容院で髪を梳いてもらうとすっきり軽くなり、乾かしやすくなったり、結びやすくなったりしますよね。
しかし、重たい髪を梳きすぎてしまうと、毛先の方がスカスカになり伸びてきた時に膨張しやすく、まとまりにくくなる、髪全体のバランスが悪く見えてしまいます。
また、髪を梳きすぎると短い毛がピンピンと出てきて傷んでいるようにも見えるので、正しく梳いてもらうことが大切です。
まとめ
髪の毛が多い方は、一般的には厚い髪質やボリューム感があるなど、さまざまな特徴があります。正しいヘアケア習慣を実践することで、お悩みを解決することができます。ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてください。
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