毎日洗い流さないトリートメントを使っていますか?
美容院で髪をケアした直後の指通りや まとまり感を自宅で再現できたらいいのになぁと考えているのは、あなただけではありません。
今回はパサパサ髪にならないための「正しい使い方」をご紹介します!
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洗い流さないトリートメントでパサパサな髪は収まるのか?
洗い流さないトリートメントを使っているのに絡まる、パサついたり、広がってまとまらない…
などの髪のお悩みをお持ちではないですか?
あてはまる!と思った方、実はお悩みの原因は
洗い流さないトリートメントの正しい使い方を知らないことなんです!
洗い流さないトリートメントをこんな風に選んで使ってる方は要注意です。
・何となくで決めた洗い流さないトリートメントを使っている。
・馴染ませず適当につけて終わっている
・ゴシゴシ擦りながらつけている
・トリートメントをしっかり付けようとして、髪の根元付近からたっぷりつけている
残念ながら、上記の使い方は全て正しくない使い方です。
どれか一つでも間違った使い方を続けると、髪がバサバサになったり、ベタついたり、まとまりが無くなったりと、かえって髪にダメージを与えてしまうことになります。
洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントは何が違うのか?
まず、洗い流さないトリートメントとお風呂の中で使うトリートメントの違いについて説明します。
トリートメントは、2種類のタイプに分けることができます。
*洗い流すトリートメント(インバストリートメント)
*洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)
洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントを比較してみます。
洗い流すトリートメント
シャンプー後につけるトリートメントで主に髪のダメージ補修、保護する役割があります。
洗い流すトリートメントのオススメ記事はこちら↓↓
髪質改善トリートメント市販品は効果があるのか?おすすめトリートメントも公開!!
洗い流さないトリートメント
タオルドライ後、乾かす前につけるトリートメントで主に熱ダメージや紫外線などの外部刺激から髪を保護する役割があります。
2タイプとも、髪の補修効果とプロテクト効果を持っていますが、それぞれ役割が違います。
髪ダメージ重視 → 洗い流すトリートメント
髪の保護重視 → 洗い流さないトリートメント
役割の違う2種類のトリートメントを一緒に使うと、 髪に栄養を与えた後、その栄養を髪の外に逃がさないようにできます。
さらに、熱・紫外線ダメージから髪を守ることができます。
洗い流さないトリートメントの種類と効果
女性には、ヘアケアの必須アイテムとなりつつある洗い流さないトリートメントですが、何となく洗い流さないトリートメントを選んでいませんか?
*TVや雑誌で見たことがあるから。
*すすめられて何となく…
*有名人が使っていたから
洗い流さないトリートメントは、たくさんの種類があって、実際どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね…
買う予定だったのに、種類が多すぎて結局買わずじまいなんて経験ありませんか?
洗い流さないトリートメントを4つのタイプに分けてご紹介します。
洗い流さないトリートメントの種類
・オイルタイプ
オイルは、髪1本1本へのコーティングをしてくれるので、熱ダメージから髪を保護してくれます。
特に、毎日アイロンやコテを使う髪に必要な洗い流さないトリートメントです。
熱ダメージからの保護を優先して作られています。
春夏は紫外線が強くなる季節なので、外出前につけると保護してくれる役割もあります。
ヘアダメージを与えたくない時に使う洗い流さないトリートメントです。
・乳液タイプ
エマルジョン系の洗い流さないトリートメントは、しっとりとした質感になれるので人気の高い洗い流さないトリートメントです。朝のスタイリング剤代わりに使うこともできます。
オイル成分と保湿成分、美容成分を髪へコーティングする能力が高く、保湿効果、補修効果も期待できます。オイル系に比べるとオイル成分が少ないため熱ダメージからの保護力は弱くなります。ドライした後の乾燥髪へうるおいとまとまりを与える目的で使うのがおすすめです。
・ミストタイプ
ミストなので、他のタイプに比べると髪に浸透する水分量が多めです。髪の栄養成分が水分に溶けているため、髪への浸透力が高く髪の補修に使えるタイプです。
ドライヤーで乾かす前に使うと、サラサラと指通りの良い状態にできます。朝の寝ぐせ直しにも使えます。ミスト系の洗い流さないトリートメントに含まれている栄養成分は、熱に反応して髪を保護したり浸透したりするので、必ずドライヤーと一緒に使用するようにしてください。
・スプレータイプ
スプレー系の洗い流さないトリートメントは、少量で髪全体に使うことができます。手を汚すことがないので、スタイリング後やお出かけ前に使えます。スプレー系には、UV対策、うるおいなどデイリータイムに欲しい成分が入っています。
スタイリングの仕上げや、パーマの巻きが弱くなった時に、サッと取り出して使える洗い流さないトリートメントです。
洗い流さないトリートメントの種類を選び終わると、次は洗い流さないトリートメントを使うタイミングと使い方です。
美容師がやっている洗い流さないトリートメントの正しい使い方!
・お風呂上がりに使うとき
お風呂でシャンプー、トリートメント(コンディショナー・ヘアマスクなど)で栄養成分が行き渡った髪をやさしくタオルドライします。
バスタオルで髪と身体の水分を拭き取り、乾いたハンドタオルを使って、もう一度タオルドライをすれば、ドライヤーで乾かす時短にも繋がります。
タオルドライは、やさしく髪をタオルで包み込むように行ってください。ゴシゴシやってしまうと、髪のキューティクルがはがれてしまい、パサつきやまとまらない原因になります。
髪をさわって、手に水滴が付かなくなったらタオルドライ完了です。髪が水分でしっとりしていれば、しっかりとタオルドライできている証拠です。
洗い流さないトリートメントをつける
髪のダメージが気になる部分を重点的に使用しますが、頭皮や髪の根元への使用はNGです。
使用量の目安
ショート 0.5〜1プッシュ
ミディアム 1〜2.5プッシュ
ロング 1.5〜3プッシュ
パーマやハイダメージなどでパサつきやすい髪には
プラスで0.5〜1プッシュつけるようにしましょう
・正しい洗い流さないトリートメントの使い方
手の平に洗い流さないトリートメントを取ります
↓
手の平で洗い流さないトリートメントを伸ばす
↓
髪の真ん中あたりから毛先に向かって手ぐしを通す要領で、やさしく髪に付けます。(左右両方)
↓
毛先のダメージが気になる場合は、もう1度洗い長さないトリートメントを手に取った後、毛先を揉み込むように洗い流さないトリートメントを付けます。
↓
目の荒いブラシでしっかりコーミングして馴染ませます
↓
ドライヤーでしっかりと髪を乾かして終了です。
ドライヤーについてのおすすめ記事はこちら↓↓
・スタイリング後に使う時(コテやアイロン使用時)
スタイリング後に洗い流さないトリートメントをつける場合はオイルがおすすめです。
髪表面を保護するので、紫外線や乾燥などの外部刺激から髪を守ってくれる役割があります。
艶が出て手触りも良くなります♪
量を間違えると巻いた髪が取れてしまうのでつけ過ぎには要注意です。
取れやすい方はキープ力のあるワックスやスプレーを使いましょう!
アイロン、コテ前にオイルをつけるのはNG!
髪にヘアオイルの油分がある状態に、熱を当てる事で高温となり髪の中の水分が蒸発して乾燥を引き起こします。
髪の主成分であるタンパク質が変性して、キューティクルも傷ついてしまうんです。
オイルによる高温で髪がダメージを受けてしまうと、髪が傷んでパサつき、切れ毛や枝毛の原因にも、、、
アイロンのおすすめ記事はこちら↓↓
くせ毛のアイロン術まとめ徹底公開!おすすめのアイロンまで紹介!
洗い流さないトリートメントを使うタイミングは、「お風呂上がり」 「スタイリング後」がおすすめです。
洗い流さないトリートメントは、1種類だけで十分なトリートメント効果を期待できますが、2種類以上の組み合わせも可能です!
1種類だけで、髪の仕上がりに満足できないときは2種類以上の組み合わせをお試しください。
洗い流さないトリートメントおすすめの組み合わせ
髪質で使い分けたい!
【太く固めな髪質】
おすすめ組み合わせ
・オイルタイプ×乳液タイプ
ワンポイントアドバイス
つける順番 : 乳液タイプ→オイルタイプ
「コーティングする力=髪にくっつきやすい」ので、使いすぎるとボリュームダウン、ベタついてしてしまう可能性があります。オイルタイプの洗い流さないトリートメントは、少しずつ使いながら自分の髪にベストな量を見つけるようにしてください。
乳液タイプの洗い流さないトリートメントは、オイルタイプに比べると水分の量が多くなっています。ダメージによるパサつきが原因で硬くゴワつく髪を、おさまりの良い髪へ導きます。
【細くやわらかな髪質】
おすすめ組み合わせ
・乳液タイプ×ミストタイプ
ワンポイントアドバイス
つける順番 : ミストタイプ→乳液タイプ
ミストタイプの洗い流さないトリートメントは、髪の質感を変えることなく使うことができます。ドライヤーの熱に反応して、髪の補修効果 + ハリコシ・ボリュームアップ効果を期待できます。ミストタイプの洗い流さないトリートメントを使った後は、ドライヤーでしっかりと乾かします。
ミストタイプだけでは物足りない場合は、乳液タイプの洗い流さないトリートメントをプラスします。髪の内部へしっかりと水分・栄養がいきわたり、セットが決まりやすい髪へ導きます。
仕上がり別の組み合わせ
【サラサラで指通りの良い仕上がり】
おすすめ組み合わせ
・乳液タイプ×スプレータイプ
ワンポイントアドバイス
まず、ドライヤー前に乳液タイプ洗い流さないトリートメントで髪へ栄養を与え質感を向上させます。ドライヤーでしっかり髪を乾かした後、仕上げにスプレータイプを使うと、つやさらな髪に仕上がります。
【まとまりのあるしっとりとした仕上がり】
おすすめ組み合わせ
・ミストタイプ×オイルタイプまたは
・乳液タイプ×オイルタイプ
ワンポイントアドバイス
ドライヤー前にミストタイプまたは乳液タイプの洗い流さないトリートメントを使って髪に栄養を与えます。次にオイルタイプを使うと、栄養を与えた髪をコーティングできます。栄養を閉じ込めながらドライヤーの熱ダメージを少なくするので、しっとりとまとまりのある仕上がりになります。
髪の状態で使い分けたい!
【うねりがあり乾燥気味】
おすすめ組み合わせ
・乳液タイプまたはオイルタイプ
ワンポイントアドバイス
乾燥した髪には水分補給が重要です。乳液タイプ洗い流さないトリートメントで乾燥した髪に水分補給をしてうるおいのある仕上がりへ。また、アイロンでうねりや広がりを抑えたストレートスタイルには、オイルタイプの洗い流さないトリートメントの出番です。オイルで艶をだしてくれるので、パサパサになることを防ぎ綺麗に見せてくれます。
【直毛でツヤが少ない】
おすすめ組み合わせ
・オイルタイプ×ミストタイプ
・乳液タイプ×ミストタイプ・オイルタイプ×スプレータイプ
・乳液タイプ×スプレータイプ
ワンポイントアドバイス
綺麗なストレートを、さらにしっかり楽しみたい方は、オイルタイプでサラつや髪に。 ふんわりとしたボリュームをだしたい方は、乳液タイプでふわさらな髪にすることができます。
ツヤがもっと欲しい場合は、仕上げにスプレータイプの洗い流さないトリートメントを使うとツヤ出し効果がアップします。
まとめ
洗い流さないトリートメントの組み合わせに、100点満点の正解はありません。「おすすめの組み合わせ」を参考にあなたにベストな組み合わせを見つけてください。
洗い流さないトリートメントは1種類だけでも効果があります。仕上がりに何だか物足りなさを感じたり満足できない時に、洗い流さないトリートメントの組み合わせにトライしてください。
髪のダメージがひどくなってしまい泣く泣く髪をバッサリ切る前に、ダメージから髪を守る洗い流さないトリートメントを毎日のヘアケアに加えてみてください♪
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