髪のダメージや乾燥など原因は様々ですが、毛先がチリついて上手くまとまらない。広がる、ツヤが出ないなどお悩みはないでしょうか？

今回はそんな毛先のチリつきを改善していきながら綺麗な髪質に改善していきます。

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毛先のチリつきの原因

毛先がチリつくと、クシュクシュと毛先が縮れたようになってしまい綺麗に伸びません。

ツヤも出にくくまとまらないので大変です。

これは主に髪のダメージによるものが大きいです。

特に度重なるブリーチやホームカラー、縮毛矯正などで髪がダメージを受けて髪の毛がそれに耐えきれなくなってしまいチリついてしまいます。

何故ダメージを受けてしまうと毛先がチリついてしまうのかというと、

まず度重なるカラーやブリーチ、縮毛矯正などで髪が傷んでくると中の栄養、特にタンパク質や油分が流れ出てしまいます。

髪の中の栄養が流れ出てしまうと毛髪内を満たす物質が無くなってしまうのでやがて髪はやせ細っていきます。

海苔巻きのご飯粒をイメージすると分かりやすいですが中にしっかりと栄養（ご飯粒）があると髪にハリが出て弾力がありますが、栄養（ご飯粒）がなくなり中がスカスカになると髪は収れんしていきクシャっとしてしまいます。そうなると髪は縮れたようになってしまいます。

またそのダメージがどんどん進行していくと髪は火傷を負ったように硬くなっていきます。

同じタンパク質であるお肉や生卵を焼いていくと硬くなっていき最終的には焦げてカリカリになってしまいますよね。

髪も同じで化学薬品による火傷で硬くなっていきます。

髪の栄養が流れ出て縮れていき、そのまま硬くなっていくことで毛先のチリが残り、元に戻らなくなっていきます。

毛先のチリつきはどうやって改善していくのか？

一番手っ取り早く綺麗に改善していくにはその部分をカットするのが早いです。

しかしそうも言っていられない場合もあるのでなんとかまとまりをよく綺麗に見せる為に、この髪のチリつきをどうやって改善していくのかというと、必要な栄養を補っていきながら縮れて固まってしまった髪を綺麗に伸ばして矯正する必要があります。

やせ細ってしまった髪は中身がスカスカでクシュっと縮れてしまっています。

そしてそのままタンパク質が固まってしまっているのでまずは髪を柔らかくして固まったタンパク質をほぐしていく必要があります。

その後にしっかりと髪の中に栄養を入れていきながら髪を膨らませてハリを出します。

そうする事で髪の縮れが伸びていきチリつきが無くなっていきます。

毛先のチリつき改善 Before

今回のお客様は度重なるブリーチとホームカラーで髪が傷んでしまい、中間から毛先にかけてチリつきクシュクシュと縮れたようになってしまっています。

それに加えて毎日このチリつきを無くす為にストレートアイロンで伸ばしているのですが、そもそもここまでダメージが重なると毛髪内の水分が無くなっているのでストレートアイロンで伸ばしてもこのチリつきが綺麗にならない状態です。

これに加えて全体的にクセやうねりがあるのですが、度重なるブリーチなどで縮毛矯正などをする体力が髪に残っておらずどうする事も出来ない状態で他店ではお断りされてしまうようでした。

今回は全体的に髪を柔らかくしていきながら毛先を膨らましていきながらチリつきを改善していきたいと思います。

毛先のチリつき改善 After

髪の中に栄養を詰めていきながら髪を膨らましていく事でだいぶ毛先のチリつきが無くなりまとまりが良くなりました。

栄養が中に詰まっていき、髪の中に潤いが出てきたので、この状態であればアイロンやコテを使っても髪に形がつくようになります。

今回は毛先がチリつき縮れてしまった髪の形を矯正させて綺麗に見せるようにしたイメージです。

しかしまだまだ完璧ではありません。

髪の状態が良くなってくると毛髪内に栄養を詰めていき、今度は髪の表面キューティクルを強化していきながら手触りやツヤ感、ダメージから髪を守ってくれる髪の毛作りをしていきたいと思います。

まとめ

いかがでしょうか？

度重なるブリーチやホームカラーなどで髪がチリつきどうしたら良いか困っている方は一度相談してみて下さい。

傷んでしまった髪はしょうがないのでこれからどうしていけば良いのか？ヒントになるかと思います。

またその後のカラーなどでいかにダメージを与えないようにするのか？デトックスもとても大事な要因になってきます。

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毛先がチリつきどうしようもなくなった髪でも諦めるのはまだ早いかもしれません。