白髪染めは、美容院でプロにおまかせする方法と、市販の白髪染め用品を使って自分で染める方法があります。プロに任せるとムラなくきれいな仕上がりが期待できるのが魅力です。その一方で、こまめに美容院に行けないときは、セルフカラーでお手入れするのも一つの手だといえます。白髪染めの種類のメリットデメリット、自宅で染める際の方法を紹介します♪
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美容室での白髪染めの種類
白髪染めには数種類種類があります。それぞれの特徴を知った上で、ご自身の白髪の量や髪質、髪のダメージの度合いに合ったものを選ぶようにしてください。
ヘアカラー
ヘアカラーは、白髪染めの中でも最も一般的なヘアカラー剤です。ファッション目的で髪を染める「ファッションカラー」よりも、白髪を染めるためのヘアカラーである「グレイカラー」はブラウンの色素が強く、白髪にしっかりと色が入るのが特徴です。
カラーバリエーションが豊富で、染毛力が強く短時間で染まり、2~3か月色持ちするのがメリットですが、髪や頭皮へのダメージが大きいのがデメリットといえます。
また、成分の「ジアミン」によって、アレルギー反応が起きることもあります。
アレルギーがあるかはわからない場合は、必ずパッチテストをお願いしましょう。
ヘアマニキュア
白髪の表面をコーティングして色をつけるタイプなので、ダメージが少ない上に、ツヤとハリが出るのがメリットといえます。
また、紫外線から髪を守ってくれるコーティング力もあります。
髪の傷みが気になる方、肌が弱い方、ジアミンの入ったヘアカラー白髪染めが使えない方におすすめです。
ですが、ヘアマニキュアには脱色する力がないので、地毛の黒髪は明るくならず、メラニン色素が抜けている髪のみ(脱色している髪)色が付きます。
地肌につくと着色してしまうことや、洗うたびに少しずつ色が落ちていくというデメリットもあります。
ヘナカラー
ヘナカラーは植物由来の白髪染めです。髪や地肌へのトリートメント作用があることがメリットです。一方、カラーバリエーションが少ないこと、染めるのに時間がかかること、独特のにおいがあることが、デメリットといえるでしょう。また原料が天然植物なので、染まり具合が(毎回)一定にならない場合があります。
髪のボリュームが減って、ハリと
を出したいという人にはおすすめです。天然の植物から作られている染料なので、自然派志向の方に愛用されており根強い人気があります。
ヘナは、白髪の中に色を入れて染めるため色持ちもいいです。天然のナチュラルヘナの場合、明るいオレンジ色の発色になります。商品によっては、ブラウン系の色味でしっかり白髪を染めるために、ヘアカラーの白髪染めに使われる染料が入っている場合があります。ヘアカラーの白髪染めだとアレルギーが出るからヘナで染めたいという方は、使用するヘナカラーが、100%天然の商品かどうか確認してください。また、植物にアレルギーがある方もいるので、使用前にパッチテストが必要です。
自宅で白髪染めする場合の種類と使用方法
美容室にどうしても行く時間がない、急な予定が入ったりする場合は自宅でも白髪染めができます。
市販でも売られている白髪染めや白髪隠しの種類と使い方をあわせてしょうかいします。
ヘアカラー
サロンで使われる多くは、これのクリームタイプになりますが、セルフでの白髪染めヘアカラーは自分でも簡単に染められるように、大きく分けて3つの剤型があります。
・しっかり染められて小分けや部分染めもできる「クリームタイプ」
・全体に塗りやすい「乳液タイプ」
・初心者でも簡単に塗れる「泡タイプ」
白髪をしっかり染めたい場合はクリームタイプがおすすめです根元はハケ(ブラシ)を寝かせてクリームを根元に置くようにたっぷりと塗ります。塗る量が少ないとうまく染まらない可能性もあります。
乳液タイプや泡タイプは白髪染めよりかはおしゃれ染めに向いています。全体に満遍なく行き渡りやすいですが
部分染めやたっぷりと塗らないといけない白髪染めには不向きです。
ヘアカラー剤は混ぜた時から薬剤の反応が始まります。
時間が経つにつれて染まる効果が弱くなってしまうので手早く塗るようにしましょう。
また染まりやすく時間が経つと色が落ちなくなるので、タオルやケープをまく、イヤーキャップや手袋をつける、肌の保護や周辺が汚れないように事前準備が必要です。
お風呂場でする場合は壁などを濡らしておくと染まりにくくなります。
ヘアマニキュア
染めるときは、地肌に付かないよう根元ぎりぎりから染める必要があるため、しっかり根元から染めるためには技術が必要です。自宅でもヘアマニキュアで染めることはできますが、美容室で施術してもらった方が無難でしょう。ヘアマニキュアが頭皮に付いてしまった場合は、シャンプーでは落とすことができないため、専用の薬剤で色を落とす必要があります。また、地肌から2~3mmの部分は染められないため、3週間程度のサイクルで染める必要があります。
ヘナカラー
ヘナを使う場合は、まず髪を一度濡らして水分を拭き取ってから塗る方が乾いた状態から塗るよりやりやすいです。シャンプーをする時のイメージと手の感覚で、ペーストをたっぷり、根元から揉みこむように塗ることで全体的に綺麗に染めることができます。
ハケや櫛を使ってペーストを塗ることはダメではありませんが、後頭部などの見えない部分は慣れていないと塗りづらかったり、櫛は塗ったペーストをそぎ落としてしまう可能性があり、仕上がりにムラができてしまう場合があります。ぜひ手袋をした手で揉みこむように塗ってくださいね。
待ち時間の温度も発色に影響します。綺麗に発色させるために必要な条件は「保温」と「保湿」です。
ペーストを髪に塗り、待ち時間40分の間に冷めてしまうとヘナ+木藍に配合されている「木藍」の染まりが悪くなりますので、待ち時間は温かくしましょう!
商品によっては、ブラウン系の色味でしっかり白髪を染めるために、ヘアカラーの白髪染めに使われる染料が入っている場合があります。ヘアカラーの白髪染めだとアレルギーが出るからヘナで染めたいという方は、使用するヘナカラーが、100%天然の商品かどうか確認してください。また、植物にアレルギーがある方もいるので、使用前にパッチテストが必要です。
ヘアカラートリートメント
使うごとに髪が染まるのが、ヘアカラートリートメントです。シャンプー後のトリートメントとして使用し、使うたびに少しずつ白髪が染まるので、髪に負担が少なく自然な仕上がりになります。シャンプーをするごとに色落ちしてしまうのがデメリットです。
白髪を染めて、また白髪染めまでの周期が長く3~4か月空く場合や、次回美容室に行くまで伸びてきた白髪を隠したい場合、髪全体に白髪がある方がほんのり色を入れたいという場合に、カラートリートメントを使うのがおすすめです。
また、毛先の退色防止にも有効です。毛先には傷んだ履歴が残っているため、ヘアカラーで白髪染めをしても退色しやすく、白っ茶けた色になりやすいです。ヘアカラートリートメントなら色味が少し入る上にケアすることもできます。
色持ちしないため、美容室でカラートリートメントによる施術が行われることはほぼないといえるでしょう。
ヘアマスカラ
また、白髪染め後、伸びてきた根元の白髪を部分的に隠すためなら、「ヘアマスカラ」を使うという手もあります。
「ヘアマスカラ」とは、髪の分け目、生え際などの部分的な白髪に塗って白髪を隠すアイテムです。まつ毛に塗るマスカラと同様の感覚で使えますから、お出掛け前などに便利。ただし、一時的に白髪を隠すためのものなので、髪を洗うと色が落ちてしまいます。雨の日や夏場の汗をかきやすい季節には落ちる可能性があるので注意しましょう。
使用していると髪の毛が徐々に染まる商品もありますが、髪全体の白髪染めには適していません。
まとめ
今回は美容院やご自宅で白髪染めをする方法について解説しました。美容院の白髪染めにはプロに染めてもらえる安心感があり見えないうしろのしっかりきれいに染めることができますが、最近では自分で簡単に染めやすい市販の白髪染め用品が充実しています。白髪用ヘアカラーは色持ちが良く、好みの髪色を選べるため、美容室に行く暇がない、急な用事が出来てすぐに染めないといけないときは自宅でのカラーも試してみてください。
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