近年では環境の変化や偏った食生活、運動不足、スマホなどデジタルツールの急速な普及による頭皮への影響などが原因で、若くても白髪になるリスクが高まっていると言われています。白髪が増える主な原因や対策を紹介します♪
↓↓関連記事↓↓
カラーで負う頭皮への負担とは?実はあなたも白髪を染めながら白髪を増やしてしまっている?!
女性悩みに多い白髪は予防できる?白髪ができる仕組みと原因、予防策を紹介!
白髪が急に増える原因とは?
急に白髪が増えたと感じたら、生活している中でいくつかの要因が隠れている可能性があります。
両親からの遺伝
白髪の多さには遺伝的要因が大きく影響します。
2016年に世界で初めて、IRF4遺伝子という髪を白くする作用をもつ遺伝子が発見されました。この遺伝子はメラニンに作用して髪を白くするはたらきをもっており、メラニンの生成や蓄積にも関係していることがわかっています。
遺伝子の一部が、毛髪を黒くするメラニンの生成をコントロールしているため、親や祖父母が白髪が多かった場合、子どもも早い段階で白髪が増える傾向にあります。遺伝的な要因は、年齢に関係なく白髪が出る原因の一つとされています。
ストレスを受けている
ストレスは体全体に影響を与え、交感神経が優位になり「ノルアドレナリン」という物質が髪の毛の色味をつくる細胞の幹細胞(細胞を生み出す細胞)を減少させ 、メラノサイトという色素を生成する細胞がダメージを受け、メラニンの生成が減少し、結果として白髪が増えます。また、ストレスホルモンの増加が、毛髪の成長サイクルを乱し、白髪が生える速度を加速させることがあります。血流を悪化させたりすることで、毛根に栄養が届きにくくなります。
仕事の成績などへのプレッシャーで、一気に白髪が増えてしまったということも、よく聞く話ですね。
ストレスによる自律神経の乱れは、白髪ではなく薄毛を引き起こすこともあります。白髪や薄毛などの髪の問題を予防し、改善するためにもストレスの解消は大切です。
バランスよく栄養がとれていない
栄養不足は白髪を引き起こす主な要因の一つです。特にビタミンやミネラル(亜鉛、鉄)などは、メラニン生成に必要な栄養素です。これらが不足すると、メラニンの生成が妨げられ、白髪が増えるリスクが高まります。
睡眠不足
睡眠不足は、体の修復と再生に必要な時間が確保できないため、ホルモンバランスが乱れます。これにより、メラニン生成が阻害され、白髪が増える原因となります。
毎日決まった時間にベッドに入り、睡眠時間を確保するのが髪にとっては理想的ですが、難しい場合は、毎朝できるだけ同じ時間に起きるようにしてみましょう。そして、朝起きたら朝日を浴びることもポイント。
体内時計のリズムが整い、良質な睡眠につながります。
忙しい人ほどやりがちな週末の寝だめもNGです。
平日は朝6時に起きているのに、週末は昼頃まで寝てしまうと体内リズムが乱れ、かえって睡眠の質を低下させてしまい、身体だけでなく髪の毛にとってもよくありません。
タバコを吸う
喫煙は血流を悪化させ、毛根に必要な栄養や酸素が行き渡りにくくなります。これにより、メラニンの生成が減少し、白髪が増える原因となります。
タバコに含まれるニコチンは交感神経を優位にさせ、血管を収縮するはたらきをもっています。血管の収縮で血行が悪くなると、メラニンを作るために必要な栄養が毛根に届かなくなります。その結果、白髪が生えやすくなります。
また、喫煙によって体内の活性酸素が増え、これが毛根細胞にダメージを与え、白髪の発生を促進することもあります。
頭皮のケアができていない
頭皮の血行が悪いと、毛根に必要な栄養が行き届かず、メラニンの生成が低下します。これにより白髪が増える可能性があります。定期的に頭皮マッサージを行い、血行を促進することで、白髪の予防につながります。
加齢での変化
加齢はメラニン生成を行うメラノサイトの機能が低下する自然なプロセスです。これにより、髪の毛が色を失い、白髪が増えます。これは加齢の一部であり、予防は難しいですが、適切なケアを行うことで進行を遅らせることができます。
これらの要因が組み合わさることで、白髪の発生が促進されることがあります。
白髪を予防、対策する方法
白髪を予防、対策するためには、生活習慣の改善や適切な栄養補給が大切です。以下に具体的な方法を紹介します。
バランスの取れた食事
バランスの取れた食事は、白髪対策において重要な要素で、栄養不足がメラニン生成に影響を与えます。
タンパク質は、毛髪を構成する主成分であり、メラニン生成にも欠かせない栄養素です。肉や魚、大豆製品などを積極的に摂取することで、健康な毛髪を維持し、白髪の進行を防ぐ効果が期待できます。
鉄分や亜鉛は、毛髪の健康に必要なミネラルです。特に亜鉛はメラニンの生成を助ける働きがあり、不足すると白髪が増えるリスクが高まります。レバーや魚介類、ナッツ類などを取り入れると良いでしょう。
糖質を過剰に摂取すると、体内で過酸化物質が増え、細胞にダメージを与えることがあります。これが毛髪のメラニン生成を阻害し、白髪の原因となる可能性があります。糖質は控えめにし、バランスの取れた食事を心がけましょう。
ストレスを溜めない
ストレスが白髪に影響するメカニズムは、交感神経の活動が関与しています。交感神経が活性化されると、ノルアドレナリンという神経伝達物質が過剰に分泌されます。このノルアドレナリンが毛包内の色素幹細胞に作用し、メラニン色素を生成する能力を低下させ、その結果、白髪が発生しやすくなる原因になります。
ストレスが原因で規則正しい生活や運動ができず、血流を悪化させ、毛根への栄養供給が減少するため、髪の健康を損なうことにも繋がります。
ストレスがある時こそ、気分転換としてリラクゼーションや適度な運動で副交感神経を働かせることができるように心がけると良いでしょう。
適切な頭皮ケアを行う
頭皮の健康は髪の健康に直結します。頭皮が乾燥したり汚れがたまったりすると、毛根にダメージを与え白髪の原因になります。頭皮の血行を促進することで毛根に栄養が行き渡りやすくなり、髪の健康が保たれます。シャンプー時に軽くマッサージをすることで、血行が良くなり、毛根が活性化されるため、若白髪対策に効果的です。
髪の毛周期に合わせてベッドスパを受けることもおすすめです。
↓↓おすすめ記事↓↓
禁煙をする
喫煙は血管を収縮させ、血流を悪化させることが知られています。これは、髪の毛根に酸素や栄養が届きにくくなることを意味し、その結果、髪が弱くなり、白髪が増えるリスクが高まります。喫煙者は非喫煙者に比べて白髪が早く出やすいというデータも報告されています。禁煙は、髪だけでなく全身の健康にも良い影響を与えるので、ストレスにならない程度にまずは1日に数本数を減らしていきながら少しずつ禁煙していきましょう。
運動をする
運動をすることで血流が促進され、全身の細胞に十分な酸素と栄養が供給されます。これは、髪の毛根にも同様で、血流が良くなると毛根が活性化し、健康な髪が育ちやすくなります。また、運動はストレスを軽減し、ホルモンバランスを整える効果もあるため、白髪予防に有効です。
質の高い睡眠を取る
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、体の修復と再生を促進し、髪の健康にも関与しています。十分な睡眠が取れないと、成長ホルモンの分泌が減少し、髪の成長が遅れたり、白髪が増えたりするリスクが高まります。質の高い睡眠を確保することで、髪の健康をサポートすることができます。
深い眠りに入る方法は眠る90分前に15分程度入浴するだけです。 人は体温が下がると眠りにつきやすくなる性質をもっています。入浴することで一時的に体温が上がりますが、そのあと90分かけて、上がった分だけ体温を下げます。ですから眠る90分前に浴槽に浸かる入浴を済ませることで、ベッドに入った後にさらに体温が下がっていくため、眠りにつきやすくなります。 他にも睡眠の質を高めるコツはいくつかあります。
まとめ
いかがでしたか?白髪が気になるという人は、自分がいくつ当てはまるかチェックをし、生活習慣を見直すことから始めてみるといいでしょう。
気になることや、ご質問などございましたらLINEにてドシドシご連絡ください!
あなたのご質問が我々の美容技術をより向上させてくれます。
またLINEでのご予約も承っています。
氏名、メニュー、ご希望時間を添えてご連絡下さい。
ネット予約もお待ちしております!