2019.01.16
カラーとパーマの同時施術の知らないと怖いホントのトコロ!!
カラーとパーマってみなさんは一緒にされていますか?別の日で分けてされていますか?
美容師さんによっては同時にすることを断られる事もあるぐらい、負担が大きそうなイメージはあると思います。
そんなカラーとパーマの同時施術の真相について触れていきたいと思います。
カラーとパーマは同時にできるのか?
カラーとパーマの同時施術はずっと断られていたと思います。
その背景にはカラー剤もパーマ剤も医薬部外品での施術になり薬事法の部分で禁止されていた背景があるのですが、
現在ではコスメ系パーマと呼ばれる化粧品類のパーマ剤などが主流になってきている事もあり、同時施術が可能となってきています。
これらのことからもカラーとパーマの同時施術は基本的には禁止されていたのですが、
最近では非常に増えてきていると思います。
では薬事法的な部分では解決がされてきてはいますが実際に美容室に行って美容師さんに
断られた方や、リスクを説明されてあまり勧められなかったりという経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
実際のところはいったいどのようなリスクがあって、髪によくないのか?
そんなカラーとパーマの同時施術について紹介していきます。
カラーとパーマを分けた方が良い理由とは?
さて美容室に行き、カラーとパーマを実際にオーダーした際にまず第一におそらく言われることは
- カラーとパーマは分けた方が髪への負担が少ない
ということです、ではなぜ同時に行うと髪への負担が大きいのかというと、
一番に考えられる理由としては、カラーを先にするにしても、パーマを先にしてもですが
先にした施術の薬剤が毛髪内部に残ったまま次の施術の薬剤にまで反応して負担になる。
という理由です。
薬剤の反応とは施術が終わった後にも毛髪内部や頭皮に残った薬剤が2~3週間と非常に長い間ジンワリジンワリと反応を続けているのです。
そんなにも長い間残っているはずの、モノの数秒前に流した薬剤が、続けて塗っていく薬剤に反応をしないわけがないのです。
このように薬剤に薬剤がさらに反応をしてしまうことで、毛髪への負担がでかくなってしまうという風に考えれています。
なのでカラー・パーマの施術後の1週間ほどは期間をあけて施術をしていく事が毛髪にとっては適切であると考えられています。
ですが最近では、薬剤を毛髪内部からきちんと除去をしていくデトックス剤などもかなり進歩してきているので、
そういったデトックスと組み合わせて、毛髪内部の残留薬剤を除去したうえでの、同時施術はまだ負担もかかりにくいことでしょう。
それとはまた別の理由で同時に施術しないほうがいい理由があります。
カラーとパーマを同時にすることでのデメリットとは?
勿論先ほど挙げた毛髪への負担も大きなデメリットの一つなのですが、もう一つ知っておいておきたいことがあります。
特にこれはおしゃれがお好きな方はよく覚えておいていただきたいのですが、
同時施術では先にされた施術を続けて行う、施術で足を引っ張ってしまうのです。
- 例えば、ヘアカラーを綺麗にアッシュ系に染めたのに、そのあとにパーマをあてて、
先ほどのきれいな色味が消え去ってしまったり。- 例えば、ゆるふわのかわいいパーマを当てた後に、カラーリングをして、
パーマがゆっるゆるの残念パーマになってしまったり。
お互いがお互いのデザインに何らかの影響を与えてしまったりしてしまうのがリアルな部分かと思います。
なので時間に余裕がある方なら、間違いなく1週間は期間を空けてから施術をするほうがより
クオリティの高い仕上がりになる事でしょう。
カラーとパーマを同時でするならどちらが先なのか?
それでも実際には分けて時間を取れることも少ないため、DRANでもその日のうちに同時施術をさせていただくケースもあります。
そんなときにDRANでもお客様に事前に説明させていただく内容としては、
- カラーの色味重視ならパーマが先
- パーマの仕上がり重視ならカラーが先
と、言うところが正直なところで、もちろんデザインや美容師さんそれぞれによって考え方はあるとは思いますが、
やはり後に行う施術が先に行った施術の阻害をしてしまうので、どちらが先がいいのか?という正解があるわけではなく
どこに重要なポイントをおくのか?どちらによりこだわりたいか?それによって施術の行程などもガラッと変わることでしょう。
後はカラーとパーマ、お互いのデザインに1番影響が出にくい方法としては、
- パーマを先にあてて気になる根元のリタッチだけを行う場合もあったりします。
根元しか染められないというデメリットはありますが、パーマのデザインにも、
せっかく染めた色が抜け落ちる心配もありませんのでこのような手法をとって頂くのもいいのかもしれませんね。
カラーとパーマを別日にするなら?期間はどのくらいあけるのか?
カラーとパーマと別の日で分けてよりきれいな仕上がりを求められている方なら
最低でも一週間は空けていただくほうがよいでしょう。
美容室での技術であるカラーやパーマ、縮毛矯正などのメニューはおよそ1週間で毛髪内部で定着が完了する、
と言われていて、なので、各施術において一段落となる期間が1週間なのです。
始めに紹介をさせていただいた薬剤が2~3週間は残っていると紹介しましたが、その残ってしまう薬剤の除去できる
デトックスメニューを取り揃えてらっしゃる美容室もかなり数少ないと思いますので、
そこに関しては勿論できるに越したことはないのですが、格安のサロンさんではそのようなデトックスメニューは
確実にないと思っていただいた方がよいので、よりきれいなクオリティを求められている場合には
髪の毛に対して真剣に考えられている美容室に行かれることが望ましいでしょう。
少し話がそれてしまいましたが、デトックスをできたうえでの1週間であれば言うことはないぐらいなのですが
デトックスのないお店でも最低限1週間は空けていただくとまず間違いはないと思います。
そしてその時の順番なのですが、これはまず始めにパーマ当てていくことをおすすめいたします。
これは、カラーとパーマにおける定着の強さが関係しているのですが、
パーマは毛髪内部の細胞の結合部に作用して変形させるので一度しっかり当たるとなかなか取れないのですが、
カラーは毛髪内部の潤いに当たる油分層に染料が定着することで、発色をしているのですが、こちらは
外部からの刺激などにも弱いため、カラー後のパーマではほとんど色が抜けてしまうことには変わりないでしょう。
なので一週間空けていただくにしてもまずはパーマから当てていくことをオススメします。
そして万が一あなたがブリーチをしてからのパーマを考えていらっしゃるならこれらのことは覚悟しておきましょう。
ほとんどのお店がブリーチをしている毛髪へのパーマは断っていることが多く、
ほぼほぼの確立で失敗されるでしょうからまず諦めておいてください。
逆にパーマを当てている毛髪へのブリーチならパーマも多少はだれてしまい、ダメージは勿論でかいですが、
ブリーチ後のパーマに比べた時にはまだましなので、もしもパーマスタイルで、ブリーチをしたいなら
パーマを先にしてから、ブリーチをしてもらうことが唯一の方法と言えるでしょう。
カラーとパーマの同時施術で気になるダメージとは?
さてカラーとパーマの同時施術でのダメージについてですが、再三お伝えをしてきたので
わかってきて頂けたかと思うのですが、薬剤の重複などによる過剰反応が同時施術のダメージの原因であると考えられます。
そしてたまに過度なダメージを残念ながらされているお客様に同時施術を希望されてもお断りさせていただくこともあるのですが
そのようなお客様からこのように聞かれる事があるのですが、
- 私の髪の毛にはどのくらい期間を空ければパーマができるようになりますか?
と問い合わせをされることがあるのですが、
ダメージのあるお客様には同時施術は勿論リスクも高くお断りをさせていただいているのですが
期間を少し開けたからと言って、髪の毛のダメージが治りまたパーマを当てれるようになるものでもないので、
こちらに関しては正直なところ一度美容室でパーマなどの施術を断られたことがある方は
ダメージがかなりかさんでいると思われますので、ダメージしていた部分が伸びて切り落とされるまで待つか、
少し高いお金を払って、ハイダメージ毛に対しての専門的な知識を持った美容室での施術を受けるのか?
のいずれかになってきます。
なのでくれぐれも少しの期間を開けたら、パーマを当てれるんだ!と、思いこまれないようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
カラーとパーマの同時施術の知らないと怖いホントのトコロ!を紹介してきましたが、
結局のところはどこまでこだわるのか?というところにもなってきます。
ダメージしててもカラーが派手だったらいい!と思われる方も、
少しの枝毛でも気になるの!という方まで本当に様々なお客様がいらっしゃいますので
あなたが満足できる落としどころを見つけてもらえる参考になればと思います。
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